先日、5月6日に総合関関戦が行われました。元号が令和へと代わり新たなスタートを切る試合となりました。本年度は、関学が主管校となり運営を行いました。
フィギュア部門ではオープン女子→オープン男子→選手権女子→選手権男子の順で試合が行われました。最終結果は、
オープン女子
2位大場
3位藤田
6位安藤
オープン男子
1位中藪
2位後藤
選手権女子
1位野口
3位須田
5位芳野
選手権男子
3位渡邊
5位山田
以上の結果、フィギュア部門は女子52-48、男子が39-65、スピード部門と合わせて46-54で健闘の結果敗北となりました。フィギュア部門主将の渡邊純也さんは、「今回は学生から始めた選手がよく活躍してくれたと思います。特に藤田(総4)と仲藪(理4)が練習の成果を発揮して、会場を湧かせる演技を魅せてくれました。今年度の大会からルール改正によって、選手権クラスだけでなくロークラスも得点に反映されるようになり、学生から始めた選手にとっては良いモチベーションになったと思います。
この関関戦の結果をしっかり受け止め、目標である関西インカレで団体優勝をするためにフィギュア部門全体のレベルアップに努めていきたいと思います。」とコメントしています。
安藤碧

パイレーツオブカリビアンの曲にのせて、アクセルジャンプを2本入れる攻めたプログラムで初めての2分半を滑り切りました。ダブルジャンプも練習中の彼女の今後にも乞うご期待!
藤田果歩

最初のアクセルを見事綺麗に着氷! アップテンポな曲調のなか生き生きとステップを踏み、すべてのエレメンツをクリーンに決めました。スケーティングも非常に伸び、完璧の演技でした。
大場百花

普段はフリーで使用している曲を2分半に縮めた、今回限りの貴重なプログラムでした。スケーティングと表現力に磨きのかかった彼女の演技には目を奪われます。艶やかな彼女の表現力に惚れきっているファンも…
中藪直樹

ボヘミアンラプソディーの音楽に乗せて新しいプログラムを披露。いつもなにかサプライズがある彼の演技、今回はまさかのマジックペンで髭を描いての出場。演技内容は最初のアクセルが両足着氷になったところを除いて完璧!主将も太鼓判を押す演技でした。
後藤貫太

宇野昌磨選手がノービスの頃に使用していた曲に乗せての新しいプログラムを披露。本番直前に足を攣り、治りきらないままで演技を開始しましたがダブルサルコウにチャレンジするなど、攻めたプログラムでした。Y字バランスを披露し会場も非常に盛り上がりました。
芳野奈々子

新しいプログラム、そして最後のショートプログラムとなる曲、You raise me upを披露しました。美しく、滑らかな演技の中での豊かな表現力には時間を忘れさせられます。感動的な、素晴らしい演技でした。
須田華菜子

優雅なステップに一歩一歩が確実に伸びる、滑らかなスケーティング。冒頭のトリプルサルコウを美しく着氷させ、最後のジャンプでミスがありましたがほぼノーミスの美しい演技で最後の関関戦を終えました。
野口望々花

冒頭のトリプルルッツで転倒がありましたが、続いてトリプルトウループは質の高いジャンプをおり、最後のジャンプであるダブルアクセルも綺麗に着氷。冒頭のミスにとらわれず勢いを失わずに最後まで滑り切り、見事選手権女子の部を制しました。
渡邊純也

昨年の全日本選手権で自己ベストを更新したショートプログラムを演じました。幼い頃からアイスダンスで鍛えた一歩が確実に伸び、滑らかなスケーティングとその中で踏まれる細かいステップには時間が過ぎることを忘れさせられます。
山田晋一

トリプルトウ、トリプルトウのコンビネーションを冒頭でしっかりと決め、続いてトリプルフリップも成功。確かなスケーティングと雄大な世界観を再現し切り最後まで観客の目を掴んで離しませんでした。
出場者コメント
安藤碧
交流戦に出るのは初めてで、あまり緊張していないと思っていたのですが、氷に乗った瞬間自分がどれくらい緊張していたのがわかりました。一番滑走も初めてだったので、初めてのことだらけでしたが、いい経験になったのではないかと思います。
来年も出場できるよう、また、関学の勝利に貢献できるようにこれからも練習頑張ります。
藤田果歩
今回の関関戦は、今シーズン初めてノーミスの演技ができた。
今までの試合で一回も成功しなかったコンビネーションスピンと、初めてプログラムに入れたアクセルが決まったのがとても嬉しかった。
今シーズンは、なかなかいい結果を出せなかったが、シーズン最後の試合で自分のベストを出せたのは、次のラストシーズンに向けて自信を持てたと思う。
大場百花
今回、伝統ある関関戦に出場する機会をいただけてとても嬉しかったです。
期待に応える演技がしたかったのですが曲の構成を変えたこともあり不安と緊張で普段できる演技ができなかったのが反省点です。
観客席やリンクサイドからの大学の壁を超えた暖かい応援を感じ取りながら滑ることができたのが良かった点かなと思います。
また関関戦に出たいと強く思ったので気持ちを切り替えて練習に励みます。
応援有難うございました。
中藪直樹
アクセルがちゃんと飛べなかったりつまずいたりしてクリーンでない部分もあったけど、全体を通していい演技が出来たと思う。前のフリー大会と比べてしっかり滑れているのも良かった。次の試合では難易度の高いエレメンツをしっかり決めれるように頑張っていきたい。
後藤貫太
まずは今回の関関戦に出場できたこと、見に来てくださった方々に感謝したいです。 今回は挑戦の多い新しいプログラムでしたが、身体の調整不足によりその時の精一杯をしたものの、良くない結果となってしまいました。次の関関戦では絶対に勝てるようこれからより一層頑張りたいと思います
芳野奈々子
3Tをクリーンに着氷出来ず悔しい気持ちが残っていますが、10日前に完成したSPを最後まで滑りきることが出来て良かったです。総合では負けてしまいましたが、高校生の時から念願だった関関戦に4年連続で出場させて頂いた事に感謝しています。今後のラストシーズンに向け就活と並行し練習に励みたいです。
須田華菜子
演技中に転倒が1つありましたが、課題としていたトリプルサルコウを跳ぶことができ自分の中で成長を感じられる試合となりました。来年こそは勝利できるよう部員全員が成長するためのサポートもしていきたいと思います
野口望々花
今シーズン戦っていく新しいプログラムを始めて披露しました。まだ作りたてで思うように体が動かなかったですが、もっと綺麗に踊りたいと思える試合になりました。2年連続の関関戦出場、令和初戦で個人優勝できたこと、とても嬉しく思います。すごく好きなプログラムなのでジャンプを含めノーミスの演技できるよう日々練習に取り組みたいです
渡邊純也
内容としては課題の残る演技になってしまいましたが、2分50秒間焦ることなく、落ち着いて音を聞いて滑ることができたのでそこは収穫だったと思います。伝統ある関関戦に出場させて頂けたこと、そして来場してくださったみなさんに感謝して、明日から来シーズンに向けて練習に取り組んでいきたいと思います。
山田晋一
3-3と3Fを決めることができたのは良かったけれど、ステップと2Aはしっかり反省して改善したい。もっといろんなことができるようになって、次の大学の試合までには貢献できるだけの力をつけたい。
以下、オープン男子で優勝した中藪直樹さんの演技と選手権女子で優勝した野口望々花さんの演技です。是非ご覧ください!